年間の支出、サラリーマン生活水準を維持すると考えて

リタイアを計画するに当たって、年間の支出金額を把握することはとても大切なことだと思います。リタイア後に、年金、不労所得、貯蓄切り崩し等で生計を立てようと考えた際に、年間の支出をベースにあと何年なら、その状態を維持できるか計算をしないと、予定外早さで破綻する可能性があるからです。

サラリーマン時代の私の年間の支出は年によって多少ばらつきはありますが450万円前後でした。家族構成、居住地域、ライフスタイルによってこの金額は人によって大きく違うと思います。昨年一年間は、はじめての無職生活をおくりましたが、支出は特殊要因を除けば、600万円弱程度でした。

生活スタイルは、サラリーマン時代とほとんど変わっていませんが、無職生活の方が支出が増えています。

要因は、大きく分けて2つあります。

一つ目は、年金、健康保険、地方税です。これらは、サラリーマン時代も払っていたのですが、給料から天引きされていましたので、家計簿に反映されていませんでした。こうした費用が無職だと直接納めることになり、形式上は支出が増えることになります。その金額もかなりでかく、支出が跳ね上がる要因のほとんどがここにあります。収入が減ってくれば、金額は変動するはずですが、これまで、あまり存在を意識する必要がなかったこうした出費が発生することは考えて、支出を計算するべきだと思います。

もう一つは、生活スタイルの変化によるものです。私の場合、サラリーマン時代は、毎日が会社との往復だけで、あまりお金を使うチャンスがありませんでしたが、無職になってからは、遊びに出かけたりするようになりましたし、家にいても光熱費が掛かるので、それなりに費用が増えています。一応かなり意識して節約に努めていることもあって、金額的には年金、税金の増加(表面化?)分と比べるとかなり少ないですが、豊かなリタイア生活を送るためにはそれなりの出費をしたいなとは思っています。

以上より、現在の年間の支出は最低600万円と考え、税引き後の収入はそれ以上になるようにしていきたいと思っています。

参考になるかわかりませんが、私は、リタイア前後に、支出を考え、貯蓄、不労所得収支の見通しを立てて、ある程度の安全マージンも考え、覚悟を決めてアーリーリタイア生活をはじめています。

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